「春節」訪日中国人 爆買いから変化へ「人気観光地ランキング」に大異変
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4億人が大移動「春節」。
中国観光客に"異変" なぜ「青森」「佐賀」へ殺到するのか?
そのワケに迫ります。

 

春節とは?

春節ウィークがスタート。
さてその春節とはいったいなんの事なんでしょう?
それは、旧暦のお正月のことを言います。

月の満ち欠けの関係により毎年その日にちは変わりますが、2019年は2月5日が春節となっています。
中国、ベトナム、モンゴルなどでは、この春節は非常に重要な年中行事です。
春節を境に、干支が変わります。

今年の干支は、日本ではいのしし年ですが、中国などでは豚年。
なぜ、干支が違うかといいますと、干支が中国から伝わってきた時代には、豚は日本ではなじみがなかったからだそうです。

4億人が大移動する春節

今年の春節では、中国での4億人の人たちが大移動すると言われています。
その中でも、海外旅行をする中国人は、過去最多の約700万人で桁違い。
ちなみに昨年2月に日本に訪れた中国人は約70万人、今回は約80万人の方々が訪れているとされています。

中国人の旅行先ベスト5
1位タイ
2位日本
3位インドネシア
4位シンガポール
5位ベトナム

基本的にビザが取りやすいところが上位に入り、1位のタイはビザ不要国です。

日本はまだビザが必要ですが、今年から訪日ビザの手続きが簡素化されたこともあって、訪日する方が増えている大きな理由となっています。

中国人観光客の訪日目的の変化 爆買いから体験型へ

これまでは爆買いする姿が何度もニュースになりました。
それが、以前に比べると、1人当たりの買い物額がかなり落ちています。

中国のウェイボーでは、
「アイドルの握手会に行った」
「日本で有名なアニメが描かれた列車に乗った」というような過ごし方をしたという書き込みがあるほどで、爆買いのための訪日目的ではなくなってきているようです。

前年比増加ランキング(2017年速報値・官公庁)によると、

都道府県別外国人延べ宿泊数
1位青森
2位大分
3位佐賀

LCCなどの航空路線の就航など大きな理由もありますが、定番の東京、京都、北海道にはない、明確な目的を持って訪れる方が増えてきているようです。

異変! なぜ青森に殺到なのか? それは雪国の魅力

冬の青森の大人気コースは・・・?

ストーブ列車

車窓からの雪景色、車掌さんが炭入れをするという風情を楽しんでいます。
中国では観光列車というのが多くないので、鉄道を楽しむというのが受けているようです。

星野リゾート青森屋

ここに行くと、まずリゾートスタッフが雪ん子に扮してのお出迎えをしてくれて、ねぶた体験が可能です。
このリゾートでは、「1泊では足りなかった。今度は2泊3泊してもっと青森を体験したい」と思わせたいという努力をされています。

他にも、十和田温泉スキー場、浅虫温泉、酸ヶ湯温泉などが人気のスポットとなっています。

最近、中国ではスキーが特に大人気!!
中国の雪質とは全く違う、パウダースノーに感激しているそうです。

青森はアクセス的にも、東京から新幹線で行けますし、そこから足を延ばして北海道にも行けるという利点からも人気になっています。

なぜ「佐賀」に訪れるのか?

これまでは九州と言えば、福岡に来る観光客がほとんどでした。

福岡で、中洲の屋台を楽しんだり、そこから、大分の温泉地に行ったり、熊本の阿蘇山あたりを周遊して、また福岡から帰るのが主流のコースでした。

それがなぜ、最近「佐賀」が人気になったか・・・?

中国唯一のLCC春秋航空が、上海~佐賀に就航したのが、人気に拍車をかけたようです。
それでも最初は、航空運賃の安さから佐賀に訪れたとはいえ、目的は福岡でした。
それが少しだけ佐賀で過ごしてみると、「意外に楽しかった」という評判が広がり、今の人気につながっていきました。

なぜ、それで佐賀なのか?
それは意外な理由でした

洗肺(シーフェイ)・・・地方などの澄んだいい空気を吸うこと。

中国の旅行業界ではポスト爆買いと明文化されているほどのテーマとされています。
都市の喧騒から離れ、肺を綺麗にする旅行と銘打った旅行の人気が高まった背景には、大気汚染が社会問題になっている中国ならではの理由があったんでしょう。

中国のネットでは、佐賀のことを、まるで「桃源郷」
「桜の落ちる音を聞きたければ佐賀に行けばいい。純然たる桃源郷のよう」というように大絶賛されています。

2018年日本人の都道府県別魅力度ランキング(ブランド研究所調べ)では、
45位という下位に沈んでいる佐賀県に対して、中国人がその魅力に気づいている点に驚きです。

中国人の人気目的地が青森、佐賀ということで、日本人がその魅力にもう一度注目して、魅力度ランキングアップにつながるかもしれません。
今後も、春節に限らず、中国人の訪日目的地の動向に注目してみたら面白いと思います。

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