
アマゾン森林火災で国際社会から批判されたのは?
朝の情報番組「グッド!モーニング」 -ニュース検定-
テレビ朝日系列で放送される朝の情報番組「グッド!モーニング」では、
「ことば検定プラス」「お天気検定」「ニュース検定」と3つの検定があって問題が出されます。
いずれも3者択一問題で、テレビのデーターボタン(dボタン)から簡単に参加できます。
正解、不正解でポイントを獲得することが出来て、貯めたポイント数に応じて、毎月のプレゼントに応募できます。
ここでは、池上彰さんが出題するニュース検定にスポットを当てて、検定の内容と結果について触れて行きます。
池上彰さんの「ニュース検定」
【問題】 今日から2週間は復習問題です
アマゾン森林火災で国際社会から批判されたのは?
■ 消防署長
■ 焼き畑農家
■ ブラジル大統領
本日の解答は
■ ブラジル大統領
【傾向と対策】
「アマゾン森林火災 批判」と検索かけたら、出てきます。
池上彰さんの解説
【アマゾンと国際社会】
アマゾン森林伐採が及ぼす影響
2019年8月、アマゾンの森林で大規模な火災が発生し、世界的なニュースになりました。
その時批判を浴びたのは、ブラジルのトランプとも言われるボルソナロ大統領です。
火災を放置していると非難されました。
ボルソナロ大統領が就任以来、森林を伐採し農地や放牧地にすることを、推進しているからです。
光合成によって、陸上で生み出される酸素の2割ほどを占めていると言われています。しかし、そのアマゾンでは2019年7月だけで東京都1個分の森林が消え、火災も急増しました。
熱帯雨林が減少すれば、二酸化炭素が増え、地球温暖化が深刻化する恐れがあります。
ブラジルだけでなく地球全体に影響が及ぶのです。
アマゾンの森林に国際的関心事
このため、国際社会もアマゾンの森林に無関心ではいられません。
そもそも、1990年代には今よりも急ピッチでアマゾンの熱帯森林が伐採されていました。
2004年には、東京都の面積の実に13個分の森林が1年間で失われてしまったのです。
当時も、このままでは地球温暖化が進んでしまうと、国際的な関心事となり、先進国が動きました。
2007年、アマゾンの森林を守るために資金を出し合って基金を作ったのです。
その基金で森林伐採の防止や監視活動を行っており、過去10年あまりで1000億円以上が使われました。
地球温暖化を悪化させないため、「アマゾンの森林を守ろう」、これが国際社会の合意だったのです。
しかし、それをボルソナロ大統領は無視する形で、森林開発を推し進めています。
反発したドイツとノルウェーは、2019年8月、基金への協力を停止すると表明しました。
ブラジルのトランプもまた、トランプ大統領同様に自国第一主義を掲げ、国際社会を混乱させています。
前回のニュース検定
オーブントースター
B賞(60ポイント獲得で応募可能)
バーベキューグリル
C賞(30ポイント獲得で応募可能)
出題時間は7時53分前後
池上彰さんが気になるニュースからクイズが出題されます。
出題した直後、CMをはさんでの解答締め切りになります。
時間にして2~3分ほど考える時間となります。
【傾向と対策】
3つの選択肢から解答ですが、林修先生のクイズのようなボケの選択肢はありません。
ことば検定、お天気検定と比べて、難易度は高い傾向にあります。