
悪いイメージがある「油」実は体にいいんです
脂をとると、体内のエネルギー源となります。
特に冬は、皮膚や細胞の保護する役目があり、冬は乾燥するので油をとった方がいいとされています。
ただし、油を正しく選び摂ることが健康の秘訣になります。
では、どの油が健康にいいのかをご紹介していきますね。
今日本人に最も必要な「亜麻仁油」
亜麻(シソ科)の種子から取った油が「亜麻仁油」と言われます。
「亜麻仁油」に多く含まれるのが、α-リノレン酸。
これは血管を老けさせない効果があるとされているもので、体の中で、EPA,DHAに変わります。
これが、老化とともに硬くなる血管を広げて、柔らかくすることで、血管を老けさせにくくする効果につながります。
では、どれくらいの亜麻仁油を摂取したらいいんでしょうか?
その適量は1日小さじ1杯程度とされています。
これを食物から摂取しようとすると、毎日イワシ2尾で、やっと同様の効果があるので、亜麻仁油を小さじ1杯で摂れるということがかなり簡単だということがお分かりいただけると思います。
ただし、手軽に摂取できる亜麻仁油ですが、注意点があります。
α-リノレン酸は熱に大変弱い(50度を超える)ので、出来上がった料理にかけるのがベストです。
特に、野菜サラダなどにかけたりすのがおすすめです。
もし亜麻仁油が身近にない場合は、えごま油にも多くのα-リノレン酸が含まれますので、同じような効果が期待できます。
次に、いつ摂取するといいのでしょうか?
それは、朝に摂取するのが望ましいとされています。
なぜかといいますと、体を動かしている時に油のカロリーを消費してくれるからです。
毎朝の朝食の中に、上手く亜麻仁油を取れ入れる工夫をしていきましょう。
みんながよく使う「オリーブオイル」もおすすめ
オリーブオイルを、健康増進で取り入れている人はたくさんいらっしゃると思います。
そのオリーブオイルに多く含まれているのが、「オレイン酸」。
その働きは、善玉コレステロールを強化して、悪玉コレステロールを減らす役割があります。
その結果、血管がつまりにくくなるという効果がわかってきました。
では、いろいろあるオリーブオイルの中でどれがいいのか?
一番おすすめなのは、エクストラバージンオイル。
ただし、ちょっと高価なのでなかなか日常撮り続けることを考えれば大変ですが、それでも健康増進を目的でオリーブオイルを摂ろうとするならば、これが一番のおすすめになります。
オリーブオイルを使ったおすすめの食べ方は?
納豆にかけて食べるのが簡単で効果的です。
習慣的に摂り続けるためにも、覚えておくといいでせすね。
亜麻仁油と違って、オリーブオイルは熱に強いのが特長です。
適量は、1日大さじ1杯となります(亜麻仁油し小さじ1杯)です。
ポピュラーな「ごま油」もおすすめ
亜麻仁油やオリーブオイルにくらべて、普段から普通に使うことが多いのが、「ごま油」だと思います。
これに多く含まれるのが、一度は聞いたことがある「セサミン」。
老化防止や二日酔いなどにも効果があります。
適量は1日小さじ1杯。
おすすめの食べ方は、食物繊維と合わせて食べるのがおすすめで、これも野菜サラダなどに合わせて撮る様にしたらいいです。
3大健康油のまとめ
- 健康増進に取り組むためにも、日頃から摂取を心がけましょう。
- ただし、摂りすぎには注意です。
- それぞれの油の1日の摂取量の適量をしっかり覚えておきましょう。
- 冬こそ摂取して欲しいのがこの3大健康油「亜麻仁油、オリーブオイル、ごま油」としっかり覚えておきましょう。
- 油は決して体に悪いものではありません。
- 摂取の方法次第で、健康にはかかせないものになります。